どうも、TARです。前回の続きで、今回は投資計画を立ててみます。
個別銘柄に投資する場合は、株数をコントロールすることでポートフォリオ全体の構成比や配当利回りを調整することができます。
ではさっそく、見える化して投資計画を立ててみましょう。
目標ポートフォリオ
まずは、目標ポートフォリオを掲載します。
セクター別については、ヘルスと生活必需品、ハイテク関連に占める割合が多いのが特徴です。ヘルスと生活必需品セクター、ハイテクは人気のセクターです。その理由はこちら。
セクター別に見るリターンのグラフ
ヘルスセクターと生活必需品セクター、ハイテクが高リターンかつ、成長性があることが分かると思います。
ETFの比率は20%くらいを目標にコントロールしていきたいと思います。
ETFで買い増ししていきたいと考えているのは、VOOとVYMです。どちらもS&P500に連動したインデックスです。配当についても重視していきたい考えで、VYMをチョイスしました。
ただ買い場が分からず、あれよあれよ言う間に最高値になってしまいまして。。
今買うとジャンピングキャッチになってしまいそうで、渋っております。。積み立てて行くことを前提としていますが、定額ではなく相場の歪みをうまく捉えていきたい考えです。
景気後退が囁かれていますが、するすると高値を更新しそうな感じもしますね。エントリーのタイミングは難しいです。
投資方針
先ほどの目標ポートフォリオに基づいて、資金配分の計画値を立ててみました。
このように予定と実績を並べてグラフ化することで、買い増した株数を入力して、資金配分が適切かコントロールすることができます。
執筆当時の投入資金は、計画の1/3くらいです。
このように期間をずらして、投入することでリスクを分散することができます。
買いのタイミングについては、割安感の高いものから優先的に仕込んでいきます。PERやPBRなどの指標を基に、現状の割安度を勘案することで配当利回りを高くするようにしています。
配当利回りの目標は約3%としています。
晩年割高銘柄に関しては、マーケット全体の下げにつられたときに買い増すようにすることで少しでも安いところで仕込みたいと思います。
入金
毎月10万円を入金に回したいと思います。給料からの振込を分けていますので、自動で証券口座に振り込まれるようになっています。
こうすることで、毎月の収支で余った額を投資に回すのではなく、一定額を投資に回すことができます。
もちろん、月によっては月末の収支が10万円を切ることもありますが、これはCP(キャッシュポジション)を削ったことになり、投資資金は確保できるわけです。
ボーナスによってもCPは増えるので、収支が苦しくなることはないと思います。逆にボーナスは計画に含めないとこで、安全性を確保しリスク対策を取って行く方針です。
もちろんボーナスも一定額入金しますが、突発的な支出が必要なこともありえます。ボーナスを計画値に含めないことで、安全性を確保する狙いです。
証券口座に毎月10万円を入金しますが、定期で買い付けるわけではありません。買うタイミングは、見計らっていきたいと思います。
全く追加投入しない月もあれば、大きく下がった時に数か月分突っ込むことも考えられます。
配当
ポートフォリオの目標配当利回りは3%を目指したいと思います。これは、税引後の目標値です。
高配当銘柄への構成比を上げることで、実現できると考えています。
目標リターンは、配当の再投資を前提にしていますので、配当金は全て投資に回す計画です。
株数を入力すれば、ポートフォリオ全体の配当利回りを計算するようにしていますので、3%を大きく下回るようであれば、高配当の銘柄の構成比率を上げてコントロールしていくことができます。
〜配当に関わる税金の話〜
米国株の場合、配当金にかかる課税は二重課税方式となっています。
米国現地の課税で10%と国内課税が20.315%引かれることになります。
$100の配当があったとすると現地課税で$90。
国内課税で$71.7になってしまいます。かなり税金で引かれてしまいますね。
取り返せる方法はあります。
確定申告です。
確定申告をすることで、外国税額控除が適用され、還付を受けることができます。
サラリーマンの方は、年末調整で済んでしまうのであまり馴染みがないかもしれません。
確定申告をすることで控除を受けられることがあるので、これから投資をしようと思う方は確定申告についてもよく調べておくことをお勧めします。
まとめ
長期投資を検討している方であれば、投入予定の金額を基に目標をポートフォリオを組んでおくことをお勧めします。
構成比率を自分で決めておけば、投入金額に基づき、購入できる株数は自動で決まってくるので、ポートフォリオ全体の配当利回りも自動で計算することが可能です。
配当利回りのコントロールも可能ということです。
買う際の株数も予め決まっていれば、迷いがなくなるため、計画値に基づき淡々と投資することができます。
ExcelやSpreadSheetで簡単に作れますので、みなさんも目標ポートフォリオぜひ作ってみてください。
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