【CCL】カーニバルの銘柄分析 ~Carnival Corporation~

Carnival
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今回は、カーニバル・コーポレーション & PLCの銘柄分析を取り上げます。

カーニバルは、世界最大のクルーズ船運航会社です。

ここ最近、日本人でもクルーズを楽しむ方は増えているようですね。

クルーズというと豪華客船でお金と時間がたっぷりある高齢の方が多いイメージですが、最近は価格も下がっており、若年層のツアー参加も結構あるようです。

カーニバル・コーポレーション & PLC会社概要

M&Aを積極的に行っており、10のクルーズブランドを抱えています。日本で就航している豪華客船のクイーンエリザベスはキュナードが運航しています。

  • 創業:1972年
  • 上場:1987年
  • 連続増配:4年
  • S&P格付:A-
  • 時価総額:38,210百万USD

傘下の企業

クルーズ市場

クルーズ人口

レジャー市場では最も成長が早い市場となっています。クルーズ利用者人口の遷移をグラフ化しました。

一人あたり、20万くらい落とすと考えて、54兆円規模の市場になります。

Carnivalはそのうち約2兆円($18,881Mil)の売上げがあります。
https://www.f-cca.com/downloads/2018-Cruise-Industry-Overview-and-Statistics.pdf

コンペティター

NYSE上場のコンペティター(競合企業)は次の2社です。

名称 時価総額
Royal Caribbean Cruises Ltd.24,326百万USD
Norwegian Cruise Line Holdings Ltd.12,051百万USD

業績

※予想値が含まれます。morningstar.comのデータを元にしています。

[CCL] 業績と各種指標
[CCL] 業績と各種指標
[CCL] 業績の遷移とROE、営業CFマージン
[CCL] 業績の遷移とROE、営業CFマージン
[CCL] EPSと利回り
[CCL] EPSと利回り

評価

  •  燃料コストに左右されるので、原油価格により業績の下方修正などはあり得る。
  •  ROEはそれ程高くないが、自己資本率が60%前後と比較的高ことが挙げられる。
  •  営業CFマージンが30%近いため、利益率は高い。
  •  EPSの増加が見込めるので、連続増配も期待できる。

バランスシート

各年2本のグラフがありますが、資産の部と負債の部と見てください。

まず初めに米国企業としては、自己資本率が高く安全性があることが分かります。Total Equityが半分以上を占めています。2017年18年と徐々にですが、資産が増加しているのが分かります。

固定資産(Non-Current Assets)の割合が多いことが分かります。

2018年のバランスシートです。

固定資産(Non-Current Assets)の部分をProperty and EquipmentとOther Non-Current Assetsに分けています。

Property and Equipmentの大半はクルーズ船本体の価値が計上されています。Carnivalの資産の83%がクルーズ船の本体であることが分かります。

造船中のクルーズ船も数台あるので、今後もB/Sが大きくなっていくことが予想されます。

まとめ

国交省は訪日クルーズ旅客を 2020 年に 500 万人を目指しています。

18年度は前年比3.3%減の244万人でした。

クルーズ船の寄港回数については、2010年の929回から2019年は3000回を突破する見込みです。ここ10年で約3倍に増加しています。

クルーズがリーズナブルになった分、利用者が増加し、欧米からアジアへと利用者増の波が来ています。成長市場であるので、うまく利用客を取り込めれば、飛躍的にシェアを伸ばしてくことができると考えます。


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