結婚して家族が増えると、マイホームを検討する人が多いかと思います。
不動産を購入することはなかなかないので、不動産関係の方や、不動産投資家でもない限りよくわからないことが多いと思います。
今回は私の経験を元に、マイホームの購入ポイントをお伝えしようと思います。
不動産自体の良し悪しについては触れませんので、ご了承ください。
仲介業者について
仲介業者は購入者と住宅販売業者との仲介役となります。
住宅購入の際には、戸籍などの登録やローン契約、住宅販売会社との契約関係などを取り持ってくれます。
初めて購入される方であれば分からないことだらけだと思いますので、まずは仲介業者にアプローチするのが良いとおもいます。
もちろん仲介料として契約金額の3%くらいは取られますが、かなりの手間が省けるだけでなく、順番に購入手順をリードしてくれるので大変助かる存在になります。
仲介業者はあくまで仲介の立場です。決まった家を売る必要がないため、第三者視点で色々なアドバイスをくれるでしょう。
住宅販売業者に相談に行くと、そのメーカーの家しか勧めてきません。
普通に考えて当たり前ではありますが、仲介業者に相談に行けば専門的な知見で、購入者の身の丈にあった提案をしてくれます。購入後にも火災保険や欠陥があった場合の調整をしてくれることもあるので、住宅購入が初めての方は仲介業者に相談に行くことをお勧めします。
マイホーム購入における資金計画
実際に私が仲介業者に相談に行った際は、いきなり物件を紹介されることはありませんでした。
まずは資金計画の話をされました。
話の内容としては、今の賃貸の家賃や、金利の話、頭金を含めた返済計画の概算等です。
最後に物件に対する条件や希望を話した感じです。
その仲介業者さん曰く、その人の年収から無理のない返済計画を立て住宅の価格を最初に固定してしまうことが重要ということでした。
いろいろ住宅を見ていると条件や要望が増えていき、結局返済が苦しくなる程の住宅ローンを組んでしまうことがあるということです。
確かに住宅って価格を度外視したら、切りがないですよね。
当初、私も土地から買って注文住宅を希望していましたが、結局、建売を購入しています。
注文住宅についてはこうとも言っていました。
「希望した条件を詰め込んでも、出来上がりと合致することはありません。」
まぁ、これについてはSEの私にもよくわかります。
いくら要件定義をやっても、顧客の望むもの100%を再現することは不可能に近いですよね。
住宅ローンの組み方
住宅ローンの事前審査は、物件を探す前に行う。
私が仲介業者に相談に行った際に、価格設定と返済計画を立てました。
その日は物件も少し見ましたが、次に行ったことはローンの事前審査です。
なぜ事前審査を先に済ませておくかと言うと、価格設定した金額のローンが組める保証があるとその価格内で物件を探さすことになるからです。
また、もう1点は、土地や建売物件が他の購入者と競合した際にはローンの事前審査が通っている方が優先されるからです。
初めて住宅を購入される方は、自分がどれくらいのローンが組めるのか、それを返済していけるのかを計画し、実際に事前審査を通しておくことをお勧めします。
その際は、金利についてもよく調べておくことが必要です。
なぜなら融資を受ける銀行を決めておく際には、金利が決め手になることがあるからです。
融資先の銀行が決まっていなければ、事前審査は複数行受けておく方が良いでしょう。
事前審査を受ける際には、固定金利か変動金利かを決めておく必要があります。
これは個人の好みです。
それぞれメリデメがありますので、この点について詳しくはよく調べてもらう方がよいでしょう。
ちなみに、私は変動金利を選びました。リスクは取っていくタイプです。
ここ20年変動がないこと。しばらくトレンドは続くとみています。
日本の景気が劇的に上昇するとも思えないので、当面金利にも変化がないとみています。
金利上昇は重大リスクです。この点についてはリスク管理として考えていきたいと思います。
まとめ
住宅購入は初めての方は、どうやって物件引き渡しまで行うのか、左も右も分からないと思います。しかし、一度経験してしまうと、それほど難しいことはないです。
というか、契約関係の小難しいことは仲介業者の方がやってくれるので。
まずは、物件を見に行く前に、
- ・仲介業者に相談する
- ・ローンの事前審査を受けておく
この2点が重要と思います。
具体的な価格設定や返済計画については別で記載したいと思います。
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