【大損】日本株での失敗談

日本株での失敗談
日本株での失敗談

今回は、日本株での失敗談をお伝えしようと思います。

株式投資家であれば誰でも失敗した経験はあるかと思います。

失敗の原因の探り、次に活かすようにできれば成功に一歩近づけます。

もちろんみなさんには同じような過ちをしないよう、反面教師として参考にしてもらえれば幸いです。

※銘柄自体は決して悪くないのでご承知おきください。

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失敗銘柄について

「3925 ダブルスタンダード」に投資を開始したのは、2018年の7月中旬の頃です。

下降トレンドでしたがトレンドラインをブレイクし、上昇の兆しを見せたところでした。

ファンダメンタル的にも高成長が期待でき、売上や経常利益変化率も30%以上と驚異的な成長率でした。自己資本率も78%で安全性もありました。

成長率の高い銘柄については、割安指標であるPERやPBRはほとんど意識していませんでしたが、PERに関しては、50倍を優に超えていたと思います。

エントリーのタイミングはかなり良かったと思います。1か月後くらいには決算発表のタイミングでS高になっており、一度利益確定しています。

次の下落のタイミングでダブルスタンダード一本に絞り、1400株買っています。

その後、東証2部から1部へ鞍替えをしていますが、市場は織り込み済みで株価は冴えない展開だったのを思えています。

損切りした時の状況

2018年12月25日の日経平均の終値は前週末比1010.45円安となり、2万円台を割り込んでいます。数日前から下落は続いており、この日がセリクラになりました。

定量的に状況をまとめると下記のような感じです。(一度に購入、売却していないのでおおよそです。)

株価:5,500円  1400株 時価:7,700,000円

2,450円値下がり ↓

株価:3050円で売り 時価:4,270,000円

結果:-3,430,000円の大損。。(ダブルスタンダード以外で出した利益が全部吹き飛びました。。)

チャートで見ると次のような形です。

一番最初のエントリーと最後のエグジットに赤矢印をつけています。行って来いですね。。

12月25日に損切りした後は順調に回復し、2回目の購入価格である5500円付近まで戻しています。

そのままホールドしていればエントリー時の株価水準まで戻したのに。。米国株にシフトするきっかけになったので、今では勉強代として納得しています。

ダブルスタンダードのチャート
ダブルスタンダードのチャート

原因分析

原因を明確にするために、「なぜなぜ分析」をしてみます。

なぜ1

連日の下落で握力が保てなかったから。

なぜ2

①下落してもPER、PBRが以前割高で、底が分からなかったから。

②同一銘柄にほぼフルインベストメント状態で資産全体に影響があったから。

なぜ3

①銘柄分析の際に適正価格を認識していなかったから。

②リスク分散しておらず、集中投資していたから。

教訓

原因分析の結果から、反省すべき点は次の2点とします。

①投資銘柄の適正価格または、どのくらい割安なのか割高なのかが分かっていなかった。

  ⇒銘柄分析の際に今の株価と適正株価との差異を確認する。

②リスクを考慮せず特定の銘柄1本に絞っていた。

  ⇒10銘柄以上にリスク分散する。 ※ ポートフォリオの構成比率を計画する。

※10銘柄以上の根拠は、リスク低減効果の考え方を参考にしました。

「企業価値評価(入門編)P.54」鈴木一功著

分散投資とリスク低減効果
分散投資とリスク低減効果

まとめ

The successful man will profit from his mistakes and try again in a different way.

成功する人は、失敗から学び、別な方法でやり直す。

『人を動かす』の著者、デールカーネギーの言葉です。

『人を動かす』はかなりおすすめです。リーダーシップ系の自己啓発本を何冊も読むより、これ1冊で十分だと思います。

失敗を反省する時間は意識しないと持てないですよね。

PMBOKでも教訓はとても大切で、次のインプットになると言っています。

株式投資に限らず、新しいことへのチャレンジに失敗はつきものです。

反省点を次に活かしていければ、成長スピードは加速すると思います。


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