7つの習慣
突然ですが、7つの習慣という書籍は読んだことありますか?
スティーブンRコービィさんという、実業家が書いた書籍です。どのようなマインドで人生を過ごせば良いかをまとめた自己啓発本の代表作です。
表題となっている7つの習慣とは以下の7つを指します。
▼私的成功
第一の習慣:主体的である
第二の習慣:終わりを思い描くことから始める
第三の習慣:最優先事項を優先する
▼公的成功
第四の習慣:Win-Winを考える
第五の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
第六の習慣:シナジーを創り出す
▼再新再生
第七の習慣:刃を砥ぐ
私は大学院生の時に読みましたが、その時から心に残っている第三の習慣 重要事項を優先するについて、考察していきたいと思います。
何故この第三の習慣 優先事項を優先するをピックアップするかというと、私自身がマインドセットで、最も大切にしていることだからです。
単純にマクロな視点で見れば、重要事項を優先してきた人が、最もその重要事項の達成に近くなります。
著者はこの重要事項を優先することについて、緊急度、重要度の高低により四象限で整理しています。
例えば、FIRE(アーリーリタイア)を目指す人に取っては、次のような四象限の図になるでしょう。
マクロな視点で考えると、一番時間を要しているサラリーマンの仕事は重要度が低いといえます。つまりここに時間を割くと目標から遠ざかるということです。
目標を明確にすることで、重要度の高い事象が明確になります。目標達成には、この重要度が高い事象に十分な時間を割いてあげげることが求められます。
所要時間
この四象限には時間の概念がありません。
私は重要性と所要時間という象限で考えてみます。
特に人生における目標や、受験、就職、資格取得など所要時間を多く要するものが、最も優先されるべき事項であると考えます。
なぜなら、所要時間が多いということは、時間を与えてあげる必要があるからです。同じ目標であっても、人によって今あるスキルセットと手法、時間の使い方で、達成までの所要期間は変わってきます。
数ヶ月の勉強で難関大学に受かる人と何年も浪人する人がいるのは当たり前です。
その重要事項を達成するためにどれだけの時間が要るかということを認識することが大切です。プロジェクトマネジメントで言う所の所要期間見積もりです。
これを行う手法は、類推見積もりや段階的詳細化という手法を用います。
そこで、重要になってくるのが時間の割り振りです。24時間/日という決まった枠の中で何にどれだけの時間を割り振るかを考えていかなければなりません。
例を挙げると、ファイナンシャルプランナーの資格を取得することを重要事項と位置付けたとします。
受験日が決まっていれば逆算して残り期間が自ずと決まります。残り半年としたら、合格までに何をしなければならないかを考えていきます。
やらなければいけないとこは、参考書2冊の通読と過去問1冊をやりきることだと定義したとします。
そのあとは、参考書を各章で分割し、勉強の日程に割り当てていきます。
そうすることで、1日当たり何ページこなさなければいけないかが見えてきます。
そうすると、1日当たりどのくらいの時間が必要かおおよその目安が出来るわけです。
まとめ
皆さんの人生の目標は何でしょうか。あまり重要でないことに一日の大半を費やしていないでしょうか。そのままの生活で目標に近づくことができるでしょうか。
自分自身で立てた目標が達成できるように、重要事項を優先していきましょう!
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